Pasar Melayu は、現在準備中です。

2021/05/16 18:28

こんにちは!

Pasar Melayuです。


Pasar Melayuとはマレーシア語でマレーシア・マーケットの意味です。

ブログでは多民族国家マレーシアのさまざまなグッズを紹介しています。


先日、紹介した鍋敷きですが、今度はその色違いです。



前回は中央に向かって伸びていく花が印象的なシンメトリーでしたが、今回は末広がりに伸びています。

背景がブルーで爽やかな色です。


イスラム美術で青色のタイルはとても広く一般的な色です。

マレーシアだけでなく、中東でも青色のモスクや街並みで有名な観光地は多いです。

しかし、一口に青といってもさまざまな種類があり、マレーシアでも異なった色使いを楽しむことができます。



こちらは前回のブログでも紹介したイスラム美術館のドームですが、ターコイズ、ネイビー、コバルトブルーなどさまざまな青色が使われています。

一年中夏のマレーシアで見かける青色の建築は爽やかで少し涼しさを感じます。



こちらは首都郊外の町、シャーアラムにあるスルタン・サラディン・アブドゥル・アジズ・モスク
東南アジアでも2番目に大きいモスク(一番はインドネシアのイスティクラル・モスク)で、マレーシアでは最大です。
青色が美しいことからブルー・モスクともいわれ、信者意外にも観光で多くの人が訪れます。

ちなみに非イスラム教信者がモスクを訪れることをどう思うのかマレー人に聞いたことがあるのですが、それ自体は問題なく、むしろ喜ばれることでもあるそうです。
外国人が神社やお寺を訪れて喜んでくれると私たち日本人も誇らしくなるのと似たような感じですね。
逆にイスラム教信者からしてもお寺や神社を訪れるのは神様にお祈りしなければOKだそうです。
マレーシアは親日の方が多いので、日本に何度も旅行し、伝統的な建築様式を見るのが好きというマレー人にもよく会います。

少し話が横道に逸れてしまったのですが、この鍋敷きも青色の背景で発色の良い赤色の花が力強く描かれています。
シンメトリーではあるのですが、完全な対称ではなく、上に向かって伸びる様子が生き生きしていますね。


ぜひイスラムブルーを手にとって感じてみてください。
もしかしたら、このネイビー以外の色も見てみたくなるかもしれませんね。