Pasar Melayu は、現在準備中です。
2021/05/25 17:00
こんにちは。
Pasar Melayuです。
Pasar Melayuとはマレーシア語でマレーシア・マーケットの意味です。
ブログでは多民族国家マレーシアのさまざまなグッズを紹介しています。
今回はペアの小皿です。
前回も幾何学模様のどんぶりでしたが、前回のブルーとは変わって、イエローのより派手な色遣いです。
サイズはH20×W145×D145mmなので、取り皿にも副菜のちょっとした盛り付けにもいいかと思います。
黄色は日本でも幸運の色として馴染み深いですよね。
黄色の財布で金運が上がるなどと言われますが、マレーシアでも特別な意味があります。
こちらはマレーシアの国旗ですが、色や形にそれぞれ意味があります。
赤、白、青はかつての宗主国イギリスのユニオンジャックに由来があります。
また赤と白のストライプは合計で14本あり、独立した州を、そして月と星はイスラム教を表しています。
黄色が使われている理由ですが、これは権威の象徴であるスルタンを表しているからです。
マレーシアは州制度を用いており、各州ごとに君主がいます。
この君主のことをスルタンといいます。
マレーシアはイスラム教の国としてスルタンが権威の象徴として代々、在位しています。
そして各州のスルタンが交代でマレーシアの国王を継承します。
スルタンは日本の天皇のように行政の執行権はありませんが、国民の尊敬を集めています。
どんな企業にも玄関のすぐ目立つ場所に国王とその州のスルタンの肖像が飾られています。
そんなロイヤルカラーがイエローです。
引用*Wikipedia (マレーシア国王旗)
上の写真はマラッカ・スルタンパレスという博物館でとったスルタンの展示ですが、昔から服装も装飾品も黄色もしくは金色が多いです。
今のスルタンも変わらず、公の場では黄色の服を着ています。
今回はマレーシアの黄色について紹介しました。
ロイヤルカラーの小皿で食事すればマレーシアのスルタンをイメージできて、いっそう楽しいかもしれませんね。